奈良区NB更新車103系

画像…捜索中です(汗) NB更新車とは何者なのか?
単純にわかりやすく私が知っている限りで説明いたしますと、奈良区に所属している103系に行われた更新工事の事で、形態的には分散クーラー&黒サッシ(N40工事)を施行した車両のことを言います。ただ、施行された両数が非常に少なく(9両?)103系の中ではかなり少数派なグループです。
分散クーラーで冷改をしているという事は元々非ユニットサッシだったんですが(一部例外がありますけど)黒サッシへの改造の際にユニットサッシへと改造されました。
ちなみに103系の中で丸蓋顔(デカ目からシールドビームに改造された顔)でユニットサッシなのは、このグループと試作冷房車しか居りません。
画像準備中〜 タネ車は(今更(ぉ))タツヤ模型のキットです。
天賞堂で安く買った後に長らく放置されていましたが、有井から103系が発売されるのを記念して製作に取りかかりたいと思います(爆)
このキットはGM101系をタネ車にするコンバージョンキットなのですが、素組みしてしまうと顔が丸蓋で、車体はユニットサッシ、クーラーは分散クーラーと実在しないタイプになってしまいます(^^;;;
というわけで、素組みした場合に一番近いのはNB更新車と思ったので今回製作してみることにします。
こんなんだったら最初からプロトタイプをユニットサッシじゃなくて、非ユニットサッシ車にすれば良いと思うんですが。。
というわけで、さくさく組み立てて行きましょう。
まず側板を表板、裏板共にまとめて切り離します。
あっ、クハは乗務員扉もあります。余談ですが、この乗務員扉慎重に切り離さないと直ぐ変形してしまいます。。
そしたらまず裏板の丸で囲んである出っ張りを除去しちゃって下さい。
元々合いが良くなるようにこの様になっているのだと思うのですが、最初に組み立てた感じではどうも丸で囲んである部分が邪魔になってしっかり合いませんでしたので、除去しちゃいます。
で、クハは上だけモハは上下両方とも内張を曲げます。
なんでクハは上だけかというと乗務員扉の接着があるからです。
そしたら表板と、裏板を合わせ位置を決めたらクリップで仮固定いたします。
仮固定をしたら乗務員扉を片方のクリップで固定してやり、裏から(くれぐれもほどほどに)瞬間接着剤を流して接着します。
乗務員扉の接着が終わったら上側の表板と、裏板&内張部分も接着してやります。

モハの場合は当然ですがこの作業は必要無く、一気に上下の表板と、裏板&内張部分も接着しちゃいます。
乗務員扉接着も終わったので、下側の内張も内側に曲げフリップで固定の上瞬間接着剤で接着しちゃいます。
あっ、床下固定用の出っ張りを曲げるのを忘れないように…
というわけで、これが表板と、裏板を接着して個体した状態です。
バリを表板と、裏板いっぺんに板ヤスリで削り取ってこれで側板の組立は完了です。
後は101系キットの屋根と、妻板を利用して普通に組みます。
組立を行う前に前面の加工をしておきます。
テールライトは銀河パーツへ置き換えるために指定通り1.0mmで穴開けし、取り付けます。
またヘッドライトは点灯化を考えているので0.8mmで穴開けをいたします。とりあえずレンズは0.75mmの光ファイバーを使用し、点灯化の際にそのまま使う予定です。
今回手すりは0.3mmのドリルの在庫が切れていたので手抜きしてしまいました(汗)
こちらも組む前にやること。
手前の屋根のように屋根の一部を切り取ります(奥は比較用の未加工の屋根)
クハは光ファイバーを通す際に邪魔にならないように側面側の他に前面側も、モハ(中間車)の場合は側面側だけ切り取ります(画像はクハの加工例)
んで、とりあえずクハと、モハ(102)を1両ずつ組んでみた様子です。
両方ともチョット苦戦して隙間が出来てしまいました(^^;
というわけで、瞬間接着剤を盛って隙間埋め中です。
というわけで、クハが2両、モハが1両(102)の修正まで終わった状態です。
まだ隙間があるように見えますけど、一応瞬間接着剤で埋めてあります…(^^;;;
さて、モハ103だけ組立に入っていないのは動力ユニットにカトー製のものを使用するためです。ぽちとかでモハ103のM車1両だけ2000円チョットで買えれば安いですし、性能も良くなって良いことづくしですからネ。
で、画像は動力ユニットのダイキャストが出っ張ってない側なのですけど、GMの台車を付けた床下に比べると若干高いです。
尚、動力ユニットの固定は妻板部分にプラ板を取り付けて高さを調整する予定です。
(台車は仮のものです^^;;;)
一応動力ユニットの画像。
右側がパンタが有る&ダイキャストが出っ張っている側
左側がパンタが無い&ダイキャストが出っ張っていない側
と、このページでは呼ぶことにします。
右側はダイキャストが出っ張っているため真ん中に固定用のスペーサーを付ける事が出来ません。そこで思いついたのが赤丸で囲ってある本来合いを良くするための部分です。この部分を動力ユニットと合わせてみたら面白いほどピッタリ合いました。
というわけで、こちらの側はこの部分を利用して固定することにいたします。
あっ、真ん中の本来の固定用の出っ張り部分は邪魔なだけなので削り取っちゃって下さい。
右側が決まったところで今度は左側です。
こちらはダイキャストの部分が出っ張っていないので、真ん中部分で動力ユニットを支える方法取ります。
上記の右側と同じ構造でも支えられなくもなさそうですけど、左右共にあの小さいな部分で支えるのはチョット不安なのでこちらは支える部分の面積を増やすことにいたします。
んで、画像は補強用のプラ板を接着したところです。
この後現物合わせでヤスリを使って削り高さを調節します。
高さ調節をして削り終わったところです。
画像ではフラッシュが強すぎて白く飛んでしまっていますが、大体元の支え部分がチョット残る感じまで削ります。
どうもこの赤丸で囲んである部分、最初組んだ時からあんまり意味を感じていなかったのですが、組む際に邪魔だと確信(今頃になって…)したので除去しちゃいます。
というわけで、サクサク組んでみました(^^;
上記の邪魔な部分を取っ払ったせいか今回は随分スムーズに組めました。
しかし、チョット左側が低いですね…画像ではあんまりわからないですけど;;
低かった部分の調整です。
赤丸で囲んである部分に適当な大きさのプラ板を削りだして、瞬間接着剤で接着します。
完全に接着した後また現物合わせでヤスリ等でプラ板を削りながら高さ調整をします。
調整が終わった状態です。
これで左右両方とも同じ位の高さになりました。
これまた画像ではわかりにくいですが(汗)しかも思いっきり広角側で撮影しているので歪んでいるし;;
現在の状況です。
車体の組立、修正等は終わり残すは屋根と塗装だけです!
出来るだけ早く完成させたいものですが…(^^;